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にっき

日記

宮本 百合子

23 一九三九年(昭和十四年)

N3 · 进阶 · 新字新假名 · 28,069 字 · 57 页

青空文庫

七月十日

七月十一日

七月十二日

髪洗う。小野さんからメロン貰う。

『モダン日本』三枚随筆「七月十四日祭」

七月十日(月曜)

〔発信〕第六十一信

面会きょうもまだ話そのままの由。それで十二時迄待ってかえる。面会出来ず。

かえり東京ベンゴ士会館国原さんに会う。辞任届け出すようにきまる。更科。一旦かえり、夜林町。

宮、小喀血した由。十四日にやっと会えてわかる。

七月十一日(火曜)

〔発信〕第六十二信

〔受信〕電報 フツカトモ ナンラ メンカイヲコトワツテイルニアラズ ネンノタメニ」アサ九ジハン ケンジ

白いきちんとした背広、紳士、そり跡蒼きやせ面。受動的に不動の姿勢で「そうであります」という言葉づかい。

いろいろの記録によってこしらえている精密さ。

野呂と逸見との交友関係、野呂が大泉への信用、そのために大泉への逸見の信用。

〔欄外に〕公判第一日 逸見重雄

七月十二日(水曜)

〔発信〕六十三信

面会に行ったがやっぱり駄目。医者と次席との意見が合わず。次席は宮本の要求のすじの通っていること理解しているが。

医者に会う。病勢は陰性、一ヵ年間に四日発熱したきり云々と。そして、ああいう病気は、ああよくないよくないと云っては却って患者のためにならない。