Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

ぜにがたへいじとりものひかえ

銭形平次捕物控(四)城の絵図面

野村 胡堂

Lesen Sie 銭形平次捕物控(四)城の絵図面 (ぜにがたへいじとりものひかえ) von 野村 胡堂 (のむらこどう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 139.179 Zeichen · 280 Bildschirme

Aozora Bunko

何しろ、南部の兵糧丸と言えば少し山気のある大名ならどこでも飛びつくよ、三千両でも安いよ。南部坂に巣を構えて南部家に疑いを向けるようにしたのは、万一露見した時の用意、昔の九戸政実の怨みを報いるつもりさ」

「ヘエ、三千両かい、あの薄黒い丸薬の法書きが?」

「それにしても不愍な人間だ。名ある本草家三人まで殺すというようなひどい事をしなきゃア、助けてやるんだが――」

「そうとも、お絹さんの敵だ」

「手前、お絹さんと言うと夢中だが、あれだけは諦めろよ、高峰の花だ」

「…………」

二人は御納戸町の方へ歩いておりました。危うい命を助かって、弟綾之助の許に引取られて行ったお絹の様子を見に行くつもりだったのです。