Japanische Klassiker mit Furigana
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くいどうらく
食道楽
村井 弦斎
Lesen Sie 食道楽 (くいどうらく) von 村井 弦斎 (むらいげんさい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 167.435 Zeichen · 329 Bildschirme
第二百四十一 冷肉料理
奥さんが御面倒なら私がお宅へ上ってお拵え申してもようございます」小山「殊に依るとお願い申すかも知れません。こういう料理は世人の手本になります。誰でも家庭料理を習うと二十銭以内でこれだけの御馳走が出来るという証拠を天下の人に示す事が出来ます。そこでお登和さんその次にモー一度僕が御馳走役になったら今度は何を致しましょう。まだそういう風に安直なお料理がありましょうか」と益々料理の応用を問う。
第二百四十一 冷肉料理
お登和嬢が料理に対する才覚は源々として竭くる事なし「ハイ、ありますとも。まだまだ風の変ったサンドウィッチを幾色も拵えられますけれども、今のがサンドウィッチのお料理ですからその次は立食風の冷肉料理がようございましょう。冷肉料理はお弁当に限らず暑い時分には家庭の食事に用いてもお客への御馳走にしてもようございます。先ずその献立を致してみましょうか。第一がコールポークと申して豚の冷肉に致しましょう。それには豚のロース肉を三斤買ってそのままテンパン即ちブリキ皿へ載せて塩胡椒を振かけてテンピの中へ入れてロースのように焼きますが、十分間ばかり過ぎたらテンピの戸を明けて引出して肉の上へ大匙一杯のバターを塗って肉から出た汁を匙で掬って肉の上へかけてまた焼きます。