Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

さんごくし

三国志(七)

吉川 英治

Lisez 三国志(七) (さんごくし) de 吉川 英治 (よしかわえいじ) en japonais avec furigana. JLPT N1. Touchez un mot pour le sens.

N1 · avancé · kanji et kana modernes · 371 916 caractères · 744 écrans

Aozora Bunko

と怪しみながら待っていた。

不意に出陣の令が出た。次に陣揃いだ。それがちょうど初更の時刻だった。

孔明は将台に立って三命を発した。

一、携えたる各※(二の字点、1-2-22)の襟(衣)に足もとの土を掻き入れて土の嚢となせ。

二、兵一名に土嚢一個の割に次々令に従って行軍せよ。

三、三江城の城壁下に至らば、土の嚢を積んで捨てよ。土嚢の山、壁の丈と等しからば、直ちに踏み越え踏み越え城内に入れよ。疾くとはやく入りたる者には重き恩賞あるぞ。

さてはと初めてこの時にみな孔明の考えを知った。その勢二十余万、蛮土の降参兵を加うること一万余、一兵ごとに一嚢を担い、早くも三江の城壁へ迫った。

乱箭毒弩もものかは雲霞のごとき大軍が一度に寄せたので、その勢力の千分の一も射仆すことはできなかった。見る間に土嚢の山は数ヵ所に積まれた。その土嚢の数も兵員の数と等しく二十余万個という数である。いかなる高さであろうとたちまち届かぬはない。

魏延、関索、王平などの手勢は、先を争って、城壁の間へ飛び降りた。担ぎ上げた土嚢を投げこみ投げこみここも難なく通路となった。

蛮軍は釜中の魚みたいに右往左往して抗戦の術を知らなかった。