Classiques japonais avec furigana
ja-reading.com
Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
さんごくし
三国志(七)
吉川 英治
Lisez 三国志(七) (さんごくし) de 吉川 英治 (よしかわえいじ) en japonais avec furigana. JLPT N1. Touchez un mot pour le sens.
N1 · avancé · kanji et kana modernes · 371 916 caractères · 744 écrans
「すこしは学者らしいところがあるな。しかし、易のほうでは」
「それが大したもので。――ある折、旅の宿を求めると、家の主が、易者と知って、いまし方、わが家の屋根に、山鳩が来て、いつになくあわれな声で啼き去った。卜い給えと乞うと、管輅、易を案じて、
――午ノ刻ニ、主ノ親シキ者、猪ノ肉卜酒トヲタズサエテ、訪イ来ラン、ソノ人、東ヨリ来テ、コノ家ニ、悲シミヲモタラス。
と予言したそうです。果たしてその時刻に、主の叔母聟なる者が、肉と酒とを土産にもたらし、主と飲むうち、夜に入って、なお酒肴を求めるため、奴僕に、鶏を射てころせと、命じました。ところが奴僕の射た矢が、隣家の娘にあたったので、大へんな悲嘆やら騒動になったそうです」
曹操はまだそう感心したような顔を見せなかった。
許芝は、かまわず語りつづけて、
「安平の太守王基がそんな噂を聞きましてね、その妻子に病人の多いのを卜わせ、その禍いを除いたこともあり、また館陶の令、諸葛原はわざわざ彼を招いて、衆臣とともに、彼の卜占の神凡を試したこともありました」
「ふうむ……どんなふうに」
「まず燕の卵と、蜂の巣と、蜘蛛とを、三つの盒にかくして、卦を立てさせたのです。