Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
さんごくし
三国志(七)
吉川 英治
Lisez 三国志(七) (さんごくし) de 吉川 英治 (よしかわえいじ) en japonais avec furigana. JLPT N1. Touchez un mot pour le sens.
N1 · avancé · kanji et kana modernes · 371 916 caractères · 744 écrans
と、盆ぐるみとり上げて、庭園へほうり捨てた。
むっとした色を見せて、韋晃も立ち上がり、耿紀も席を蹴った。
「こんな客とは何だっ、こんな客とは!」
「客というもけがらわしい。疾く帰り給え。人なりと思えばこそ、客として室に迎えたものの、君らは人間ですらない」
「怪しからぬ暴言を。――ははあ読めた。やがて自分の出世も約束されているので、もう高位顕官を気どり込み、われわれ如き末輩とは同席もならんというわけか。はてさて日頃の誼みなどというものは頼りにならんものだ。おい耿紀、こんな所へ引立てを頼みに来たのが誤りだ、帰ろう」
すると今度は、主の金※(「ころもへん+韋」、第3水準1-91-80)が、扉の口に立ちふさがって通さなかった。
「待てっ、虫けらどもっ」
「虫けらとは、聞き捨てならん。汝こそ、常日頃の友達がいも知らぬ犬畜生。いてくれといっても、もういてやるものか。そこを退け」
「たれが、引止めるものか。しかし一言いって聞かせることがある。よく聞け。そもそも、汝の如き若輩でも心の友よと、ひそかにわしがゆるしていたのは、ただただ互いに漢朝の旧臣たり、また、年久しき帝の御悩みやら、朝儀の御式微を相嘆いて、いつかはこの浅ましき世を建て直し、ふたたび回天の日を仰ぎ見んものという志を同じゅうする者と思えばこそであった。