Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

みなもとよりとも

源頼朝

吉川 英治

Lisez 源頼朝 (みなもとよりとも) de 吉川 英治 (よしかわえいじ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 306 118 caractères · 613 écrans

Aozora Bunko

若い群

一

ご一味の殿輩は、みな若人なので、若気は常といいながら、それにしても余りに」

「おのれ、ではこの兄や、友達の殿輩は、みな乳くさいと云うのか」

「そう思います」

「云ったな!」

「その通り、ご短気ではありませんか。それでは、政子がおはなししても、むだ事でしょう。――もう一夜、わたくしを、佐殿に会わせて下さい。あのお方に、何もかも、お告げしておきます。お兄上様始め、他のご一味は、佐殿のお口からお聞き下さいませ。それまでは、たとえご兄妹でも、私の心の底は、誰にも云いません。誰にも明かされません」

若い群

一

いちめん芒の穂であった。函南の裾野は弛い傾斜を曳いて、その果ての遠い町の屋根に、冬日は舂きかけていた。

「誰か通るが……?」

ひとりが、芒の中から首をのばして見まわした。

「樵夫だ」

首が沈む。

銀いろの戦ぎが渡ってゆく。――風の後を、老鶉が啼いていた。

「――で。佐殿には、何とお云いなされたか」

仁田の住人四郎忠常、南条の小次郎、天野遠景、佐奈田の余一といったような近郷の若人輩であった。およそ十四、五名もいるだろうか、芒よりも低く、車座になって、声を密め合っているのだった。