Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
にんきょうにとうりゅう
任侠二刀流
国枝 史郎
Leggi 任侠二刀流 (にんきょうにとうりゅう) di 国枝 史郎 (くにえだしろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 224.569 caratteri · 451 schermate
新しく作られた間道である。平坦で広くて歩き易い。間もなく行き着いたは一つの部屋、ぼんやりと龕の灯が点もっている。
「喜三太、嘉市、そち達は帰れ」
「はっ」と云うと二人の者、浜路を床の上へ舁き下ろし、間道づたいに引っ返した。
気絶したまま可哀そうな浜路、三人の眼の前に横仆わっている。乱れた髪の毛、蒼褪めた顔、崩れた衣裳、露出した肌、その肉体の豊麗さ! 秀麗な御岳の山霊に、育まれて出来た女神である。
「ううむ」と太郎丸唸ってしまった。「なるほどなあ、よい体だ! 一糸も纒わず、裸体にし眼の前へ出されたらおおかたの男、夢中で飛びかかるに相違ない。好色漢の尾張宗春、一も二もなく退治られるだろう。……さてお紋、これからどうする?」
「はい」というと烏組のお紋、「このまま隣室へ押し入れて、餌食にすることに致しましょう。なまじ気絶から覚めましたら、ジタバタ騒いでかえって邪魔、それに死んだように動かない、気絶の女を見るということは、好色漢の、宗春卿の、情慾を一層そそり立てる、よい手段になろうも知れず、……」
「うん、よかろう、すぐに掛かれ!」
「伊集院さん、手をお貸しよ」
「よし来た」