후리가나로 읽는 일본 고전
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みみずのたわこと
みみずのたはこと
徳冨 健次郎
徳冨 健次郎의 みみずのたはこと(みみずのたわこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 265,437자 · 530화면
隣二軒に大威張で牡丹餅をくばる。肥後流の丸餅を造る。碁石程のおかさねは自分で拵えて、鶴子女史大得意である。
逗子の父母から歳暮に相模の海の鯛を薄塩にして送って来た。
同便で来た手紙はがきの中に、思いがけない報知が一つあった。二十二日にとめやのきぬやが面疔で死んだ、と云う知せである。
彼女は粕谷草堂夫妻の新生涯に絡んで忘れ難い恩人の一人である。
明治三十九年美的百姓が露西亜から帰って、青山高樹町に居を定むると間もなく、ある日銀杏返しに白い薔薇の花簪を插した頬と瞼のぽうと紅らんだ二十前後の娘が、突然唯一人でやって来て、女中になると云う。名はとめと云って江州彦根在の者であった。兄が東京で商売をして居るので、彼女も出京してある家に奉公中、逗子で懇意になった老人夫婦の家の女中から高樹町の家の事を聞き込み、自ら推薦して案内もなく女中に来たのであった。使って見ると、少し愚かしい点もあるが、如何にも親切な女で、毎も莞爾々々して居る。一度泥棒が入って後、彼女は離れて独女中部屋に寝るを恐れたが、部屋に戸締りをつけてやると、安心して寝た。その兄はシャツ、ズボン下など莫大小物の卸売をして居るので、彼女も少しミシンを稽古して置きたいと云う。