후리가나로 읽는 일본 고전
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みみずのたわこと
みみずのたはこと
徳冨 健次郎
徳冨 健次郎의 みみずのたはこと(みみずのたわこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 265,437자 · 530화면
四
其れを爺さんが苅ってやると云う。頭を掻いて断わると、親切を無にすると云わんばかり爺さんむっとして帰って往ったこともある。最早楢茸が出ても、味噌漉しかゝえて、「今日は」と来る腰の曲った人は無い。
四
燻炭肥料と云う事が一時はやって、芥屑を燻焼する為に、大きな深い穴が此処其処に掘られた。其穴の傍で子を負った十歳の女児と六歳になる女児が遊んで居たが、誤って二人共穴に落ちた。出ることは出たが、六になる方は大火傷をした。一家残らず遠くの野らへ出たあとなので、泣き声を聞きつける者もなく、十歳になる女児は叱られるが恐さに、火傷した女児を窃と自家へ連れて往って、火傷部に襤褸を被せて、其まゝにして置いた。医者が来た頃は、最早手後れになって居た。墓守が見舞に往って見ると、煎餅の袋なぞ枕頭に置いて、アアン※(二の字点、1-2-22)※(二の字点、1-2-22)※(二の字点、1-2-22)幽かな声でうめいて居た。二三日すると、其父なる人が眼に涙を浮めて、牛乳屋が来たら最早牛乳は不用と云うてくれと頼みに来た。亡くなったのである。此辺では、墓守の家か、博徒の親分か、重病人でなければ牛乳など飲む者は無い。