후리가나로 읽는 일본 고전
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みみずのたわこと
みみずのたはこと
徳冨 健次郎
徳冨 健次郎의 みみずのたはこと(みみずのたわこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 265,437자 · 530화면
二
ノートを引きちぎって、斯様なものを書いたのもあった。
君を尋ねて草鞋で来れば
君は在さず唯犬ばかり
縁に腰かけ大きなあくび
中で時計が五時をうつ
明治四十一年の新嘗祭の日であった。東京から親類の子供が遊びに来たので、例の通り戸をしめ、郵便箱をぶら下げ、玉川に遊びに往った。子供等は玉川から電車で帰り、主人夫妻は連れて往った隣家の女児と共に、つい其前々月もらって来た三歳の女児をのせた小児車を押して、星光を踏みつゝ野路を二里くたびれ果てゝ帰宅した。
隣家の女児と門口で別れて、まだ大戸も開けぬ内、二三人の足音と車の響が門口に止まった。車夫が提灯の光に、丈高い男がぬっと入って来た。つゞいて女が入って来た。
「僕が滝沢です、手紙を上げて置きましたが……」
其様な手紙は未だ見なかったのである。来意を聞けば、信州の者で、一晩御厄介になりたいと云うのだ。主人は疲れて大にいやであったが、遠方から来たものを、と勉強して兎に角戸をあけて内に請じた。吉祥寺から来たと云う車夫は、柳行李を置いて帰った。
二
ランプの明りで見れば、男は五分刈頭の二十五六、意地張らしい顔をして居る。女は少しふけて、おとなしい顔をして、丸髷に結って居る。