후리가나로 읽는 일본 고전
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みみずのたわこと
みみずのたはこと
徳冨 健次郎
徳冨 健次郎의 みみずのたはこと(みみずのたわこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 265,437자 · 530화면
四
粕谷で其子を中学二年までやった家は此家ばかりと云う程万事派手であった故人が名残は、斯様な事にまであらわれた。
四
「念仏でもやるべいか」
と辰爺さんが言い出した。「おい、幸さんとこの其児、鉦を持て来いよ」
呼ばれた十二三の子が紐をつけた鉦と撞木を持て来た。辰爺さんはガンと一つ鳴らして見た。「こらいけねえな、斯様な響をすらァ」ガン/\と二つ三つ鳴らして見る。冴えない響がする。
「さあ、念仏は何にしべいか。南ァまァ陀ァ仏にするか。ジンバラハラバイタァウンケンソバギャアノベイロシャノにするか」
「ジンバラハラバイタァが後生になるちゅうじゃねいか」仁左衛門さんが真面目に口を入れた。「辰さん、お前音頭をとるンだぜ」
「、乃公が音頭とるべい。音頭とるべいが、皆であとやらんといけねえぞ。音頭取りばかりにさしちゃいけねえぞ――ソラ、ジンバラハラバイタァ」ガーンと鉦が鳴る。
「ジンバラハラバイタァ――」仁左衛門さんが真面目について行く。多くは唯笑って居る。
「いかん/\、今時の若けい者ァ念仏一つ知んねえからな。昔は男は男、女は女、月に三日宛寄っちゃ念仏の稽古したもンだ」辰爺さん躍起となった。