후리가나로 읽는 일본 고전
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みみずのたわこと
みみずのたはこと
徳冨 健次郎
徳冨 健次郎의 みみずのたはこと(みみずのたわこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 265,437자 · 530화면
村芝居
爾を大にうるほし、畝をたひらにし、白雨にてこれをやはらかにし、その萌え出づるを祝し、また恩恵をもて年の冕弁としたまへり。爾の途には膏したゝれり。その恩滴は野の牧場をうるほし、小山はみな歓びにかこまる。牧場は皆羊の群を衣、もろ/\の谷は穀物におほはれたり。彼等は皆よろこびてよばはりまた謳ふ』
(明治四十五年 七月廿一日)
村芝居
裏の八幡で村芝居がある。
一昨日は、一字の男総出で、隣村の北沢から切組舞台を荷車で挽いて来た。昨日は終日舞台かけで、村で唯一人の大工は先月来仕かけて居る彼が家の仕事を休んで舞台や桟敷をかけた。今夜は愈芝居である。
十一月も深い夜の事だ。外套を着て、彼等夫妻は家を空虚にして出かけた。
平生から暗くて淋しい八幡界隈が、今夜は光明世界人間の顔の海に化けて居る。八幡横手の阪道から、宮裏の雑木林をかけて、安小間物屋、鮨屋、柿蜜柑屋、大福駄菓子店、おでん店、ずらりと並んで、カンテラやランプの油煙を真黒に立てゝ、人声がや/\噪いで居る。其中を縫うて、宮の横手に行くと、山茶花小さな金剛纂なぞ植え込んだ一寸した小庭が出来て居て、ランプを入れた燈籠が立ち、杉皮葺の仮屋根の下に墨黒々と「彰忠」