후리가나로 읽는 일본 고전
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みみずのたわこと
みみずのたはこと
徳冨 健次郎
徳冨 健次郎의 みみずのたはこと(みみずのたわこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 265,437자 · 530화면
わかれの杉
を離れて独立して居る按摩の亥之吉と間借りして住む可く東京へ往って了うた。
酒好きの老母と唖の巳代吉は、家が売れる頃は最早本家へ帰って居た。
嬶に置去られ、家になくなられ、地面に逃げられ、置いてきぼりを喰って一人木小屋に踏み留まった久さんも、是非なく其姉と義兄の世話になるべく、頬冠の頭をうな垂れて草履ぼと/\懐手して本家に帰った。
屋敷のあとは鋤きかえされて、今は陸稲が緑々と茂って居る。
わかれの杉
彼の家から裏の方へ百歩往けば、鎮守八幡である。型の通りの草葺の小宮で、田圃を見下ろして東向きに立って居る。
月の朔には、太鼓が鳴って人を寄せ、神官が来て祝詞を上げ、氏子の神々達が拝殿に寄って、メチールアルコールの沢山入った神酒を聞召し、酔って紅くなり給う。春の雹祭、秋の風祭は毎年の例である。彼が村の人になって六年間に、此八幡で秋祭りに夜芝居が一度、昼神楽が一度あった。入営除隊の送迎は勿論、何角の寄合事があれば、天候季節の許す限りは此処の拝殿でしたものだ。乞食が寝泊りして火の用心が悪い処から、つい昨年になって拝殿に格子戸を立て、締りをつけた。内務省のお世話が届き過ぎて、神社合併が兎の、風致林が角のと、面倒な事だ。