후리가나로 읽는 일본 고전
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みみずのたわこと
みみずのたはこと
徳冨 健次郎
徳冨 健次郎의 みみずのたはこと(みみずのたわこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 265,437자 · 530화면
四
大多数の農は依然として、日出而作、日入而息、掘井而飲、耕田而食うであろう。倫敦、巴里、伯林、紐育、東京は狐兎の窟となり、世は終に近づく時も、サハラの沃野にふり上ぐる農の鍬は、夕日に晃めくであろう。
四
大なる哉土の徳や。如何なる不浄も容れざるなく、如何なる罪人も養わざるは無い。如何なる低能の人間も、爾の懐に生活を見出すことが出来る。如何なる数奇の将軍も、爾の懐に不平を葬ることが出来る。如何なる不遇の詩人も、爾の懐に憂を遣ることが出来る。あらゆる放浪を為尽して行き処なき蕩児も、爾の懐に帰って安息を見出すことが出来る。
あわれなる工場の人よ。可哀想なる地底の坑夫よ。気の毒なる店頭の人、デスクの人よ。笑止なる台閣の人よ。羨む可き爾農夫よ。爾の家は仮令豕小屋に似たり共、爾の働く舞台は青天の下、大地の上である。爾の手足は松の膚の如く荒るゝ共、爾の筋骨は鋼鉄を欺く。烈日の下に滝なす汗を流す共、野の風はヨリ涼しく爾を吹く。爾は麦飯を食うも、夜毎に快眠を与えられる。急がず休まず一鍬一鍬土を耕し、遽てず恚らず一日一日其苗の長ずるを待つ。仮令思いがけない風、旱、水、雹、霜の天災を時に受くることがあっても、「エホバ与え、エホバ取り玉う」