일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

みみずのたわこと

みみずのたはこと

徳冨 健次郎

徳冨 健次郎의 みみずのたはこと(みみずのたわこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 265,437자 · 530화면

아오조라 문고

腰の腫物で座蒲団も無い板敷の長座は苦痛の石山氏の注意で、雑談会はやおら相談会に移った。慰兵会の出金問題、此は隣字から徴兵に出る時、此字から寸志を出す可きや否の問題である。馬鹿々々しいから出すまいと云う者もあったが、然し出して置かねば、此方から徴兵に出る時も貰う訳に行かぬから、結局出すと云う事に決する。

其れから衛生委員の選挙、消防長の選挙がある。テーブルが持ち出される。茶盆で集めた投票を、咽仏の大きいジャ/\声の仁左衛門さんと、むッつり顔の敬吉さんと立って投票の結果を披露する。彼が組頭の爺さんが、忰は足がわるいから消防長はつとまらぬと辞退するのを、皆が寄ってたかって無理やりに納得さす。

此れで事務はあらかた終った。これからは肝心の飲食となるのだが、新村入の彼は引越早々まだ荷も解かぬ始末なので、一座に挨拶し、勝手元に働いて居る若い人達に遠ながら目礼して引揚げた。

*

日ならずして彼は原籍地肥後国葦北郡水俣から戸籍を東京府北多摩郡千歳村字粕谷に移した。子供の頃、自分は士族だと威張って居た。戸籍を見れば、平民とある。彼は一時同姓の家に兵隊養子に往って居たので、何時の間にか平民となって居た。