일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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みみずのたわこと

みみずのたはこと

徳冨 健次郎

徳冨 健次郎의 みみずのたはこと(みみずのたわこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 265,437자 · 530화면

아오조라 문고

其間を太いはりがねを背負って二本ずつ並んで西から北東へ無作法に走って居るのが、東京電燈の電柱である。一部を赤く塗って、大きな黒文字で危険と書き、注意と書いてある。其様な危険なものなら、百姓の頭の上を引張らずと、地下でも通したらよさそうなものだ。

よく身投があるので其袂に供養の卒塔婆が立って居る玉川上水の橋を渡って、田圃に下り、また坂を上って松友の杉林の間を行く。此処の杉林は見ものである。檣、電柱、五月鯉の棹などになるのが、奇麗に下枝を下ろされ、殆んど本末の太さの差もなく、矗々と天を刺して居る。電燈会社は、此杉林を横断して更に電線を引きたがって居るが、松友の財産家が一万円出すと云う会社の提議を刎ねつけて応ぜぬので、手古摺って居るそうである。

雨がはら/\と来た。ステッキ一本の余は、降ったり止んだりする危げな空を眺め※(二の字点、1-2-22)※(二の字点、1-2-22)行く。田無街道を突切って、荻窪停車場に来た。

中野まで汽車。中野から電車。お茶の水で下りて、本郷中央会堂に往った。

二

何の為の慈善演芸会か知らぬが、中央会堂はほゞ一ぱいになって居た。