후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
みみずのたわこと
みみずのたはこと
徳冨 健次郎
徳冨 健次郎의 みみずのたはこと(みみずのたわこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 265,437자 · 530화면
総じて新しい肥料はよくないものだが、自家には堆肥の用意がない為に、拠所なく新しい馬糞に過燐酸を混じて使った。麦が生えると同時に、馬糞の中の燕麦が生えた。麦が伸びると、燕麦も伸びた。燕麦は麦より強い。麦に追肥をやると、燕麦が勝手に吸ってしまってドン/\生長する。麦畑が一面燕麦の畑の様になった。非常な手数をかけて一々燕麦をぬいたが、最早肝腎の麦は燕麦に負けて其穂は痩せこけたものになって居た。肥料が肥料を食ってしまったのである。世には斯様な事が沢山ある。
トルストイの遺著の中、英訳になった劇「生ける屍」を読む。トルストイ化した「イナック、アヽデン」と云う様なものだ。「暗黒の力」程の力は無いが、捨てられぬ作である。
縁の籐椅子に腰かけて右のドラマを読んで居ると、トルストイ翁の顔やら家族の人々の顔やらが眼の前に浮ぶ。今日は七月一日、丁度六年前ヤスナヤ、ポリヤナに居た頃である。曇ったり晴れたりする空、上ったり下ったりする丘、緑が茂って、小麦が熟れて、余の今の周囲も其時に似て居る。
最早はっきりとは文字の見えぬ本を膝にのせて、先刻から音もなく降って居た繊い雨の其まゝ融けた蒼い夕靄を眺めて居ると、忽ち向うの蒼い杉の森から、