후리가나로 읽는 일본 고전
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みみずのたわこと
みみずのたはこと
徳冨 健次郎
徳冨 健次郎의 みみずのたはこと(みみずのたわこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 265,437자 · 530화면
小学校の運動会で、父兄が招かれる。村の恵比寿講、白米五合銭十五銭の持寄りで、夜徹の食ったり飲んだり話したりがある。日もいよ/\短くなる。甘藷や里芋も掘って、土窖に蔵わねばならぬ。中稲も苅らねばならぬ。其内に晩稲も苅らねばならぬ。でも、夏の戦闘に比べては、何を云っても最早しめたものである。朝霜、夜嵐、昼は長閑な小春日がつゞく。「小春日や田舎に廻る肴売」。「は? ※(「魚+是」、第4水準2-93-60)?」「秋刀魚や秋刀魚!」のふれ声が村から村を廻ってあるく。牛豚肉は滅多に食わず、川魚は少し、稀に鼬に吸われた鶏でも食えば骨までたゝいて食い、土の物の外は大抵塩鮭、めざし、棒鱈にのみ海の恩恵を知る農家も、斯様な時には炙れば青い焔立つ脂ぎった生魚を買って舌鼓うつのである。
月の末方には、除隊の兵士が帰って来る。近衛か、第一師団か、せめて横須賀位ならまだしも、運悪く北海道三界旭川へでもやられた者は、二年ぶり三年ぶりで帰って来るのだ。親類縁者は遠出の出迎、村では村内少年音楽隊を先に立て、迎何々君之帰還の旗押立てゝ、村界まで迎いに出かける。二年三年の兵営生活で大分世慣れ人ずれて来た丑之助君が、羽織袴、靴、中折帽、派手をする向きは新調のカーキー服にギュウ/\云う磨き立ての長靴、腰の淋しいのを気にしながら、胸に真新しい在郷