후리가나로 읽는 일본 고전
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みみずのたわこと
みみずのたはこと
徳冨 健次郎
徳冨 健次郎의 みみずのたはこと(みみずのたわこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 265,437자 · 530화면
余の家にも他の若い者並に仕事に来ることがある。五十そこらの、瘠せて力があまりなさそうな無口な人である。
我等は信が無い為に、統一が出来ない為に、おのずから明瞭なものも見えず聞こえずして了うのである。信ずる者には、奇蹟は別に不思議でも何でもない筈だ。
然しながら我等凡夫は必しも人々尽く千里眼たることは出来ぬ。また必ずしも悉く千里眼たるを要せぬ。長尾郁子や千鶴子も評判が立つと間もなく死んで了うた。不信が信を殺したとも云える。また一方から云えば、幽明、物心、死生、神人の間を隔つる神秘の一幕は、容易に掲げぬ所に生活の面白味も自由もあって、濫りに之を掲ぐるの報は速やかなる死或は盲目である場合があるのではあるまいか。命を賭しても此帷幕の隙見をす可く努力せずに居られぬ人を哂うは吾儕が鈍な高慢であろうが、同じ生類の進むにも、鳥の道、魚の道、虫の道、また獣の道もあることを忘れてはならぬ。
吾儕は奇蹟を驚異し、透視の人を尊敬し、而して自身は平坦な道をあるいて、道の導く所に行きたいものである。
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夜、鶴子が炬燵に入りながら、昨日東京客からみやげにもらった鉛筆で雑記帳にアイウエオの手習をしたあとで、雑記帳の表紙に「トクトミツルコノデス」