일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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みみずのたわこと

みみずのたはこと

徳冨 健次郎

徳冨 健次郎의 みみずのたはこと(みみずのたわこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 265,437자 · 530화면

아오조라 문고

赤沢君が白を連れて撮った写真を送ってくれた。眼尻が少し下って、口をあんとあいたところは、贔屓目にも怜悧な犬ではなかった。然し赤沢君の村は、他に犬も居なかったので、皆に可愛がられて居ると云うことであった。

*

白が甲州に養われて丁度一年目の夏、旧主人夫妻は赤沢君を訪ねた。其家に着いて挨拶して居ると庭に白の影が見えた。喫驚する程大きくなり、豚の様にまる/\と太って居る。「白」と声をかくるより早く、土足で座敷に飛び上り、膝行匍匐して、忽ち例の放尿をやって、旧主人に恥をかゝした。其日は始終跟いてあるき、翌朝山の上の小舎にまだ寝て居ると、白は戸の開くや否飛び込んで来て、蚊帳越しにずうと頭をさし寄せた。帰りには、予め白を繋いであった。別に菓子なぞやっても、喰おうともしなかった。而して旧主人夫妻が帰った後、彼等が馬車に乗った桃林橋の辺まで、白は彼等の足跡を嗅いで廻って、大騒ぎしたと云うことであった。

翌年の春、夫妻は二たび赤沢君を訪うた。白は喜のあまり浮かれて隣家の鶏を追廻し、到頭一羽を絶息させ、而して旧主人にまた損害を払わせた。

其後白に関する甲州だよりは此様な事を報じた。