일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ちめいのけんきゅう

地名の研究

柳田 国男

柳田 国男의 地名の研究(ちめいのけんきゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 176,308자 · 347화면

아오조라 문고

一〇

関東の方では何々新田というのがその近世のものの名であり、近畿地方には新屋敷、今在家などがそれに該当する。愛知県は古く開けた土地が多いためか、案外にこの二種の地名が少なく、いちばんよく行われているのが新居という字である。アライは元はニイイもしくはニイノイといっていたかと思うが、農家をイというのは今風でないから、このアライなども相応に古い新村であったろう。そうするとかりにヒラコが開田の義であったにしても、それで一村を立てたのは昔のことで、他の多くのものはいわゆる切添、すなわち旧村の田地を追加したまでであったのである。

一〇

地形語を土台にした地名も列挙して行くとまだいろいろあるが、その取扱い方は皆同じだからまずよい加減でやめておこう。ただもう一つだけぜひ言ってみたいことは、同じく地形を表示する単語でもやはり必要に応じて次々に生まれて来たので、決して一部の論者の想像するように、大昔からすべて具わっていたのではないということである。その一例とも認められるのは、最初地面が豊かで選定の自由であった時代には、人は必ず功程の容易で便益の多い場所を見立ててそこだけに住もうとしたのだが、おいおいに人がつまり、または後から入って来て若干の不利を忍ばねばならぬものは、ぶつぶつ言いながらも二等地・三等地に村をこしらえることになった