후리가나로 읽는 일본 고전
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ちめいのけんきゅう
地名の研究
柳田 国男
柳田 国男의 地名の研究(ちめいのけんきゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 176,308자 · 347화면
地名と歴史
一
単なる流行を追い人をいい気にならせる以上に、わざわざ郷土研究などと呼ぶ理由はないのである。
私たちがこの語を使っている趣旨は実は別にあった。それは孤立の割拠的調査が、いかに郷土人の深い同情と理解力とをもってするも、なお現実の疑惑を氷解するに足らぬことを知るにあった。各郷土の収穫を綜合し、遠く離れて住む者の相助と交通とによって、新たに獲たものを互いに利用するにあらざれば、いつまでも事実の記述以上に人を賢くすることができぬことは、地名の問題がおそらくは最も適切に例示している。前途に遠大な目的をもつ人文地理のような学問が、いつまでも片隅の精密を競争していることは、どう考えてみても学界の慶事ではない。一日も早くそんなところで安心してはおられぬことを感じさせ、同時に郷土研究の全国的意義を明確にするためにも、私は地名の興味がもう少し諸君の間に普及せんことを祷る者である。
(「地理学評論」昭和七年五月・六月)
地名と歴史
一
諸君が地名の話を誰かから、一度詳しく聴いてみたいと思っておられる動機は、自分にはおおよそ想像することができる。この県では一昨年大分の手数と金とを掛けて、明治十五年の『愛知県地名調』