후리가나로 읽는 일본 고전
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ちめいのけんきゅう
地名の研究
柳田 国男
柳田 国男의 地名の研究(ちめいのけんきゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 176,308자 · 347화면
六
それをこの地方では以前は何といっておろうか。誰にもすぐ心付くのは湫の漢字を宛てたクテまたはグデである。有名な東春日井の長湫から、北は中仙道の大湫あたりへ掛けてこの地名はかなりたくさんに残っている。三河部にも久手と書いて、今はキュウデと呼ぶものもまじっているが、その数は決して尾張に劣らず、また隅々の村にまで及んでいる。ところが注意すべきことにはこのクテという単語は、単にこの平野一帯だけの方言であって、信州には少しあるようだが他の遠くの府県には及んでいない。何か基くところはあったのであろうが、とにかくに人がこの地方に入って来てから、作り出した言葉であるらしい。すなわちアイヌ語起原論者の口吻を借りていうと、古くクテ人種の住んでいた土地などということになるかも知れぬが、もとよりそういうもののあろうはずはない。
六
ただしクテと同じであろうと思う水づいた低地を、フケといいフゴまたはクゴといい、あるいはアワラともドブともいう人のいたことは、地名によってこれを窺い知ることができる。フケは泓とか※(「さんずい+封」、第4水準2-78-92)かという漢字をあてて、クテよりははるかに広く行わるる地形名である。