후리가나로 읽는 일본 고전
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ちめいのけんきゅう
地名の研究
柳田 国男
柳田 国男의 地名の研究(ちめいのけんきゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 176,308자 · 347화면
五
この「府」は後の宛字で、本来は「符」すなわち開墾免許状を意味していたと思う。すでに開かれている荘園の中にある空閑地を後に特別の官符をもって追加開墾させた名残、後の言葉でいう何々新田に該当するものであった。田畑は以前ある一定の目的のために、区劃してその租入を振り向ける場合が多かった。これが何々免だの何々給という地名の起りであり、また二月田・三月田という類の田の名が、大きな社の附近によくある理由でもあった。これを注意していれば土地制度の古い姿が察せられるのみか、さらにこれによって支持せられた信仰の痕跡さえわかって来るのである。
五
今一つの特殊なる興味は、日本の地名と我々の家名との関係であった。日本人のいわゆる苗字は全国を通じてその数が何万の多きに及ぶのだが、面白いことにはその中のごく一小部分五十か六十のものが最も普通であって、それを名のる家の数も多く、かつ万遍なく各府県に行き渡っており、残る大部分はいずれも地方的にわずかずつかたまっている。これを自分等は家が居住地の地名によって呼ばれる風習の農民に限られ、その他の職業の者は夙くから家号を負うてどこへでも移住していた結果と解している。