후리가나로 읽는 일본 고전
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ちめいのけんきゅう
地名の研究
柳田 国男
柳田 国男의 地名の研究(ちめいのけんきゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 176,308자 · 347화면
一五
それから踊り場という地名が、遠く里離れた境堺線にあるのも、今日の盆踊りから考えると不思議なようだが、やはり本来は亡霊を送る行事だったからである。二つの村の間には折々こういう送り物の衝突があった。踊りを掛けるといい掛け返すという話が昔はよくあったが、こいう村境の踊り場がなければ起り得べき問題ではなかった。これとは反対に相隣する部落には幸福の取合いをする一種の競技もあった。綱曳きということは九州にはよくあるが、この辺には少なくともその遺跡はない。浜井場という地名だけはここにも幾つかあるが、これも境を中にしての競技であった。ハマを飛ばして深く隣の村に投げ入れるのを勝としたのである。石打・印地打も他の府県ではよく例があり、その場所が地名になっているが、愛知県には見当らない。
一五
それから今一つ、昔の墓制の名残かと思う地名が、これも人里から遠い山間原野の地名にある。それはまだ私たちだけの想像で、しかとした証跡も実はないのだが、とにかくに全国的にいたって数多いアシダニ・アシノタニ・千束・菖蒲谷という類の地名が、この県にもかなり分布していて、まだその由来が判っておらぬということは、注意しておいてよいであろう。