후리가나로 읽는 일본 고전
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ちめいのけんきゅう
地名の研究
柳田 国男
柳田 国男의 地名の研究(ちめいのけんきゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 176,308자 · 347화면
これについて二十年余りも前に、私は小さな本を一冊書いている。それから後に判ったことは、信州の諏訪が根元で、今は衰えてしまった土地の神の信仰ではないかということである。次に尾参の特色は天白とノハク、北伊勢の街道筋の天白などが西の境で、一方東日本には仙台より先までも及んでいる。ただし関東・東北のは天貘だの天婆公だのと書いて、信仰の内容もよほどこの辺とはちがうようだが、結局いかにして始まったかは、今はまだ誰も知らぬのである。この地方の郷土研究者ならば、行く行くこれを明らかにすることができることと思う。津島の天王の信仰は弘く及んでいるようだが、御葭場という祠のあるのは湾内沿岸だけで、それも伊勢の側はどうであるかわからない。御葭流しという津島の神事が元で、その葭の漂着した処に新たに祠を建てたことは『張州府志』にも見えている。これは海の方のことで、これに対して弥五郎さんというのが陸地の方の布教法であった。これを堀田家の先祖の霊だというのは疑わしい説で、美濃では疫病の流行する際などに、弥五郎の藁人形をこしらえて村境まで送っている。おそらくはまた疫神であろうと思う。