후리가나로 읽는 일본 고전
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ちめいのけんきゅう
地名の研究
柳田 国男
柳田 国男의 地名の研究(ちめいのけんきゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 176,308자 · 347화면
これは湧水の所かと思われる。『駿河国巡村記』志太郡の五に、郡内の池及び滝を列記した中にも右の中藪田の阿原及び蓮花寺北谷の阿原すなわち若王子のアワラを載せている。おそらくは阿原を池の中に列したつもりであろう。『飛州志』巻七にアワラ田、下田にて深泥の田なりとある。諸国の阿原も右の三書の記載に基いてその地名を説明して誤りがなかろうと思う。
古いところでは『倭名鈔』の郷名に上総畔治郷がある。まず畔を築いて後に田を開くことあたかも近年の築地、築出し新田のごときものを意味するのであろうか。人が多く田が足らぬという圧迫は、もちろん水利と土工の技術を進歩させたけれども、現今二百八十万町歩の田は一部分天然の地変に助けられた増加である。武蔵の入海や尾勢の海岸に川の土が遠浅を埋め立てたと同時に、駿河などの多くの阿原を村にしたのは、すなわち陸地の上昇、川床の下降であろう。
埼玉・栃木の境などにはまだ排水せられざる卑湿の地がいくらもある。関東で谷地という多くの村里は多分阿原と同類の地名である。東京の近くでは北豊島郡石神井村大字谷原、新高野山があるために人がよく知っている。