후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ちめいのけんきゅう
地名の研究
柳田 国男
柳田 国男의 地名の研究(ちめいのけんきゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 176,308자 · 347화면
それに今少しく我々の史学が進んだならば、この仮定の当否はおいおいに試験せられるであろうと思う。大昔かつて我々のいうカヌカまたはコウゲであった処は、十数世紀間の地変と人間作為を経ても、まるまるその面貌を改めてはおるまい。そういう地形と、古生活の中心らしき遺跡とが、なんらの交渉を持たぬと決すれば、私の解釈は誤っている。古人の採用した顕著な地名が、そうこせこせと微細なる特色を基礎にしてはおらぬはずと思う。実際開発が終ってから後は同じようだが、初めて来てみた者には、カガと樹林地とは重要なる経済上の差異であった。草生地では多分焼畑も永くは作られず、その上に風雨に暴露してこれを防ぐに労苦せねばならなかった。外敵に対する不安もあった。従ってやや強力なる人の大群がかねて計画して着手するのでないと、カガというような原野は利用し得られなかった。必ずしも飲水の一点が気遣わしいのみでなかったと思う。あそこは何分カガだからといって、気の弱い者が残念がりつつ棄てておいた場合も多かったであろう。それゆえにこんな地名が永く残ったので、別の語で言うならば、コウゲを開発したということは、前代の農民にとってかなりの大事件であったと思う。