후리가나로 읽는 일본 고전
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ちめいのけんきゅう
地名の研究
柳田 国男
柳田 国男의 地名の研究(ちめいのけんきゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 176,308자 · 347화면
たとえば羽後酒田港で有名な米穀倉庫の所在地なども確か山居であった。市街から少し離れ最上川の川口に臨んだ水郷である。房州では太海村の西山と江見村との境に一つの山居がある。これなども山というほどでない海岸近い地である。これについて思い出すのは今から十二年前に伊豆の大島の元村においてこんな事を聞いた。この島では息子に嫁を取った即日に親夫婦は別居する。これをインキョという。そのように壮年で隠居をしては、そのまた親たちすなわち親夫婦の祖父母がいる場合があろう。これを区別して何というかと聞いたら、那知為蔵という後に村長をしたほどの若い隠居は笑いながら「それはサンキョといいますよ」と答えた。よく曾祖母のことを三階婆さんなどというから、これに似た剽軽な流行語だろうと考えていたが、事によると家族増加の場合に、その一部が分離して遠い原野の開墾に着手するのをサンキョといったのが元で、字はむしろ散居と書くのが当っており(散田という語が古いから類推してそう思う)、山居と書いても多くの場合には当っているというまでではなかったろうか。タヤ(田屋)という語はある地方では産屋・忌屋を意味するが、もとはやはり出て耕作するのが名の起りらしい。