후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
しぶえちゅうさい
渋江抽斎
森 鴎外의 渋江抽斎(しぶえちゅうさい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 166,525자 · 334화면
さて更に米艦スルタン号に乗って、この度は無事に青森に著した。佐藤弥六さんは当時の同乗者の一人だそうである。
弘前にある渋江氏は、貞固が東京を発したことを聞いていたのに、いつまでも到著せぬので、どうした事かと案じていた。殊に比良野助太郎と書した荷札が青森の港に流れ寄ったという流言などがあって、いよいよ心を悩まする媒となった。そのうちこの年十二月十日頃に青森から発した貞固の手書が来た。その中には安済丸の故障のために一たび去った東京に引き返し、再び米艦に乗って来たことを言って、さて金を持って迎えに来てくれといってあった。一年余の間無益な往反をして、貞固の盤纏は僅に一分銀一つを剰していたのである。
弘前に来てから現金の給与を受けたことのない渋江氏では、この書を得て途方に暮れたが、船廻しにした荷の中に、刀剣のあったのを三十五振質に入れて、金二十五両を借り、それを持って往って貞固を弘前へ案内した。
貞固の養子房之助はこの年に手廻を命ぜられたが、藩制が改まったので、久しくこの職におることが出来なかった。
抽斎歿後の第十二年は明治三年である。六月十八日に弘前藩士の秩禄は大削減を加えられ、更に医者の降等が令せられた。