후리가나로 읽는 일본 고전
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しぶえちゅうさい
渋江抽斎
森 鴎外의 渋江抽斎(しぶえちゅうさい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 166,525자 · 334화면
その七十四
といいつつ、刀を抜いて威嚇した。
「なに、この騙り奴が」と五百は叫んで、懐剣を抜いて起った。男は初の勢にも似ず、身を翻して逃げ去った。この年五百はもう四十七歳になっていた。
その七十四
矢島優善は山田の塾に入って、塾頭に推されてから、やや自重するものの如く、病家にも信頼せられて、旗下の家庭にして、特に矢島の名を斥して招請するものさえあった。五百も比良野貞固もこれがために頗る心を安んじた。
既にしてこの年二月の初午の日となった。渋江氏では亀沢稲荷の祭を行うといって、親戚故旧を集えた。優善も来て宴に列し、清元を語ったり茶番を演じたりした。五百はこれを見て苦々しくは思ったが、酒を飲まぬ優善であるから、よしや少しく興に乗じたからといって、後に累を胎すような事はあるまいと気に掛けずにいた。
優善が渋江の家に来て、その夕方に帰ってから、二、三日立った頃の事である。師山田椿庭が本郷弓町から尋ねて来て、「矢島さんはこちらですか、余り久しく御滞留になりますから、どうなされたかと存じて伺いました」といった。
「優善は初午の日にまいりましたきりで、あの日には晩の四つ頃に帰りましたが」