후리가나로 읽는 일본 고전
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しぶえちゅうさい
渋江抽斎
森 鴎外의 渋江抽斎(しぶえちゅうさい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 166,525자 · 334화면
先は右申入候。」田原町とは勝四郎に亜ぐ二番弟子勝治郎の家をいったのである。勝治郎は昨今病のために引き籠って、杵勝同窓会をも脱けている。
勝四郎の返事には、好意はありがたいが、何分これまでの行懸上単身では出向かれぬといって来た。そこで十造、勝助の二人が森田町へ迎えに往くことになった。
馬喰町の家では、この日通夜のために、亡人の親戚を始として、男女の名取が皆集まっていた。勝久は浜町の師匠と女師匠とに請うに、亡人に代って勝四郎を免すことを以てした。浜町の師匠は亡人の姉ふさ、女師匠は三十六歳で未亡人となった亡人の妻みつである。二人の女は許諾した。そこへ勝四郎は出向いて来て、勝三郎の木位を拝し、綫香を手向けた。勝四郎は木位の前を退いて男女の名取に挨拶した。葛藤は此に全く解けた。これが明治三十六年勝久が五十七歳の時の事で、勝久は始終病を力めてこの調停の衝に当ったのである。勝久が病の本復したのはこの年の十二月である。
杵勝同窓会はこれより後乖の根を絶って、男名取中からは名を勝五郎と更めた勝四郎が推されて幹事となり、女名取中からは勝久が推されて同じく幹事となっている。