일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しぶえちゅうさい

渋江抽斎

森 鴎外

森 鴎外의 渋江抽斎(しぶえちゅうさい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 166,525자 · 334화면

아오조라 문고

然るに富士川さんの抄した墓誌には、京水は独美の子で廃せられたと書してあったらしい。しかもその廃せられた所以を書して放縦不覊にして人に容れられず、遂に多病を以て廃せらるといってあったらしい。

両説は必ずしも矛盾してはいない。独美は弟玄俊の子京水を養って子とした。京水が放蕩であった。そこで京水を離縁して門人晋を養子に入れたとすれば、その説通ぜずというでもない。

しかし京水が後能く自ら樹立して、その文章事業が晋に比して毫も遜色のないのを見るに、この人の凡庸でなかったことは、推測するに難くない。著述の考うべきものにも、『痘科挙要』二巻、『痘科鍵会通』一巻、『痘科鍵私衡』五巻、抽斎をして筆授せしめた『護痘要法』一巻がある。養父独美が視ること尋常蕩子の如くにして、これを逐うことを惜まなかったのは、恩少きに過ぐというものではあるまいか。

かつわたくしは京水の墓誌が何人の撰文に係るかを知らない。しかし京水が果して独美の姪であったなら、縦い独美が一時養って子となしたにもせよ、直に瑞仙の子なりと書したのはいかがのものであろうか。富士川さんの如きも、『日本医学史』に、墓誌に拠って瑞仙の子なりと書しているのである。