輕鬆讀懂日語經典作品
ja-reading.com
輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。
さんごくし
三国志(八)
吉川 英治
線上閱讀吉川 英治《三国志(八)(さんごくし)》,假名注音日語閱讀。JLPT N1,點詞查義。
N1 · 挑戰 · 新字新假名 · 195,604 字 · 391 頁
直ちに、彼は、打首を命じた。
部将の首が陣門に梟けられたのを見て、多少、ほかにも同じ気持を抱いていた者もあったので、諸将みな胆を冷やし、一倍、油断なく、埋伏の辛さを耐えて、孔明軍が来るのを今か今かと待っていた。
折しも、蜀の魏延、張嶷、陳式、杜瓊などの四将二万騎は、この一道へさしかかって来たが、たまたま斜谷の道を別に進軍している孔明のほうから聯絡があって、
「丞相の仰せには、箕谷を通る者は、くれぐれも敵の伏勢に心をつけ、一歩一歩もかりそめに進まれるな、とのご注意でありました」と、伝言して来た。
使者は芝である。聞いた者は陳式と魏延で、またいつもの用心深いお疑いが始まったことよと一笑に附して、
「魏軍は三十余日も水びたしになったあげく、病人もふえ、軍器も役立たず、ことごとく引き退いてしまったものなのに、何でこれへ出直してくる余力などあるものではない」と、二人して云った。
※(「登+おおざと」、第3水準1-92-80)芝は、使いとして当然、
「いや丞相の洞察に、過ったことはありませぬぞ」
と、戒めたが、魏延はなお、
「それほど達見の丞相ならば、街亭であんな敗れを取るわけもないではないか」