輕鬆讀懂日語經典作品
ja-reading.com
輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。
さんごくし
三国志(八)
吉川 英治
線上閱讀吉川 英治《三国志(八)(さんごくし)》,假名注音日語閱讀。JLPT N1,點詞查義。
N1 · 挑戰 · 新字新假名 · 195,604 字 · 391 頁
総兵之印
一
「王双、どこへ行く」
突如、彼のうしろに、一彪の軍が見え、その中に、魏延の声がした。
いちど、馬上からもんどり打ったため、王双は逃げきれず、またその武力もあらわすにいとまなく、ついに魏延の大剣に、その首を委してしまった。
魏延はその首を、高々と槍のさきに掲げさせて、悠々、漢中への引揚げを仕果した。
――王双の死が、曹真の本営へ知らされてからいくばくもなく、陳倉城の守将昭の死がまた報じられてきた。※(「赤+おおざと」、第3水準1-92-70)昭は病死であったが、曹真にとり、また魏にとっては、重ね重ねの凶事ばかりだった。
総兵之印
一
蜀魏両国の消耗をよろこんで、その大戦のいよいよ長くいよいよ酷烈になるのを希っていたのは、いうまでもなく呉であった。
この時に当って、呉王孫権は、宿年の野望をついに表面にした。すなわち彼もまた、魏や蜀にならって、皇帝を僭称したのである。
四月。武昌の南郊に盛大な壇をきずいて、大礼の式典を行い、天下に大赦を令し、即日、黄武八年の年号を、黄龍元年とあらため、先王孫堅に対しては、武烈皇帝と諡して、ここに、呉皇帝の即位は終った。
嫡子の孫登ももちろん同時に皇太子にのぼった。