Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

みなもとよりとも

源頼朝

吉川 英治

Lisez 源頼朝 (みなもとよりとも) de 吉川 英治 (よしかわえいじ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 306 118 caractères · 613 écrans

Aozora Bunko

箱根、足柄と、各※(二の字点、1-2-22)郎党や駒をひきつれて西へ急ぐ他の部隊をながめても、磨墨ほどな逸物は見あたらない。

景季は、途中、駿河の浮島ヶ原に、軍勢を休めて、磨墨に草を飼いながら、自分も草に脚を投げていた。

――すると彼方の道を、何者の部下か、三、四人して、生※(「口+妾」、第4水準2-4-1)を曳いて通ってゆく。自分の眼のせいではないかと、ぬっくと起ち上がって、

「……はてな?」

眸をこらして見たが、どう見ても紛れのない、名馬生※(「口+妾」、第4水準2-4-1)にちがいなかった。

三

何か、景季からいいつかって、駈け出して行った郎党は、彼方の道を、生を曳いて通ってゆく者をつかまえて、訊きただしていたが、程なく、景季の前へ、駈け戻って来た。

「やはり生※(「口+妾」、第4水準2-4-1)であろうが」

「左様でした」

「して、誰の部下だ、あの者たちは」

「佐々木家の御家人と承りました」

「佐々木……佐々木の誰」

「高綱どので」

「馬も高綱のものか」

「鎌倉殿から拝領なされたとかで、この毛艶はどうじゃ、馬品の美しさよ、などと舎人どもまで誇らしげに自慢しておりました」