후리가나로 읽는 일본 고전
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みみずのたわこと
みみずのたはこと
徳冨 健次郎
徳冨 健次郎의 みみずのたはこと(みみずのたわこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 265,437자 · 530화면
大きなデカ爺が、自分の頭程もない先月生れの小犬の蚤を噛んでやったり、小犬が母の頸輪を啣えて引張ったり、犬と猫と仲悪の譬にもするにデカと猫のトラと鼻突合わして互に疑いもせず、皆悠々と小春の恩光の下に遊んで居る。「小春」とか「和楽」とかの画になりそう。
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細君が指輪をなくしたので、此頃勝手元の手伝いに来る隣字のお鈴に頼み、吉さんに見てもらったら、母家の乾の方角高い処にのって居る、三日稲荷様を信心すると出て来る、と云うた。
吉さんは隣字の人で、日蓮宗の篤信者、病気が信心で癒った以来千里眼を得たと人が云う。吉凶其他分からぬ事があれば、界隈の者はよく吉さんに往って聞く。造作なく見てくれる。馬鹿にして居る者もあるが、信ずる者が多い。信ずる者は、吉さんの言で病気も癒り、なくなったものも見出す。此辺での長尾郁子、御船千鶴子である。
裏の物置に大きな青大将が居る。吉さんは、其れを先々代の家主のかみさんの霊だと云う。兎に角、聞く処によれば、これまで吉さんの言が的中した例は少なくない。吉さんは人の見得ないものを見る。汽車の轢死人があった処を吉さんが通ると、青い顔の男女がふら/\跟いて来て仕方がないそうだ。