일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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さんごくし

三国志(三)

吉川 英治

吉川 英治의 三国志(三)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 312,452자 · 628화면

아오조라 문고

ところが、或る時。

ふと、宿酔からさめて、呂布は鏡を手に取った。そして愕然と、鏡の中に見た自分のすがたに嘆声をもらした。

「ああ……いつのまに俺はこんなに老けてしまったのだろう。髪の色まで灰色になった。眼のまわりも青黒い」

彼は、身を戦かして、鏡をなげうち、また、独りでこう呻いた。

「こいつはいかん。まだおれはこう老いぼれる年齢ではない。酒の毒だ。暴酒が肉体をむしばむのだ。断然、酒はやめよう!」

ひどく感じたとみえて、たちまち禁酒してしまった。それはよいが同時に城中の将士に対しても、飲酒を厳禁し、

――酒犯の者は首を刎ねん

という法令を出した。

するとここに城中の大将の一人侯成の馬が十五匹、一夜に紛失した事件が起った。調べてみると馬飼の士卒が結託して馬を盗みだし、城外に出て、敵へそれを献じ、敵の恩賞にあずかろうと小慾な企てをしていたということが分った。

侯成は聞きつけて馬飼の者どもを追いかけ、不埓者をみなごろしにして、馬もすべて取返してきた。

「よかった、よかった」と、ほかの大将たちも、賀しあって、侯成に、

「奢るべし、祝うべし」と、囃した。

折ふし城中の山から、猪を十数匹猟ってきた者があるので、酒倉を開き、猪を料理させて、