후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
さんごくし
三国志(三)
吉川 英治
吉川 英治의 三国志(三)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 312,452자 · 628화면
破瓶
一
「呂布がいる! 呂布らしい大将が」
取囲む兵は叫ぶ。
もし関羽に出会ったら――と思うと呂布は身もすくんで、なんの働きもできなかった。
「無念だが、娘を傷つけては」
空しく、彼は赤兎馬を向け直して、もとの道へと逃げ出した。
途中、しばしば、
「曹操の部下徐晃!」
「曹操の旗下許、見参」
などと名乗って、横道から挑みかかる強敵に襲われたが、呂布は眼をふさぎ、ただ赤兎馬の尻のみ無二無三打ちつづけて、下の城まで一息に駆けもどってきた。
破瓶
一
最後の一計もむなしく半途に終って、それ以来、呂布は城にあって、日夜悶々と、酒ばかりのんでいたが、――その呂布を攻め、城を取囲んでいる曹操のほうにも、すでに安からぬ思いが濃かった。
「この城を囲んでからも六十余日になる。しかもなお、頑として、城は陥ちない。こうしている間に、もし後方に敵が起ったらわが全軍はこの大寒の曠野に自滅するほかはない」
曹操は憂いていた。
戦はすでに冬期に入って、兵馬の凍死するのも数知れなかった。糧草は尽きんとしているし、雪は山野を埋め、今さら、軍を退いて遠く帰ることすら困難であった。
「どうしたものか?」