후리가나로 읽는 일본 고전
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さんごくし
三国志(三)
吉川 英治
吉川 英治의 三国志(三)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 312,452자 · 628화면
平和主義者
一
「まことに、君は名医だ」と、いうと華陀は、
「あなたもまた、国を治す名医じゃ。ちと、療治は荒いが」
と、笑った。
「なにか、褒美に望みはないか」
と、孫策がきくと、
「なにもない。仲翔を用いて下されば、有難い」
と、答えた。
平和主義者
一
江南江東八十一州は、今や、時代の人、孫策の治めるところとなった。兵は強く、地味は肥沃、文化は溌剌と清新を呈してきて、
小覇王孫郎
の位置は、確固たるものになった。
諸将を分けて、各地の要害を守らせる一方、ひろく賢才をあつめて、善政を布いた。やがてまた、朝廷に表を捧げて、中央の曹操と親交をむすぶなど、外交的にも進出するかたわら、かつて身を寄せていた淮南の袁術へ、
「爾来、ごぶさたをいたしていましたが」
と、久しぶりに消息を送って、さて、その使者をもって、こういわせた。
「かねて、お手許へお預けしておいた伝国の玉璽ですが、あれは大切なる故人孫堅の遺物ですから、この際お返しねがいたいものです。――もちろん、当時拝借した兵馬に価する物は、十倍にもしてお返し申しますが」
× × ×
時に。
その後の袁術の勢力はどうかというに、彼もまた淮南を中心に、江蘇、安徽一帯にわたっていよいよ強大を加え、しかも内心不敵な野望を抱いていたから、軍備城塞にはことに力を注いでいた。