후리가나로 읽는 일본 고전
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さんごくし
三国志(三)
吉川 英治
吉川 英治의 三国志(三)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 312,452자 · 628화면
二
――その末裔の末裔に、今、我なるものが、ここにあるのかと思うと、玄徳は体じゅうの血が自分のものでないように熱くなった。
二
漢家代々の系譜に照らしてみると、玄徳が、景帝の第七子の裔であることは明らかになった。
つまり景帝の第七子中山靖王の裔は、地方官として朝廷を出、以後数代は地方の豪族として栄えていたが、諸国の治乱興亡のあいだに、いつか家門を失い、土民に流落して、劉玄徳の両親の代には、とうとう沓売りや蓆織りを生業としてからくも露命をつなぐまでに落ちぶれ果てていたのであった。
「世譜に依れば、正しく、朕の皇叔にあたることになる。――知らなかった。実に今日まで、夢にも知らなかった。朕に、玄徳のごとき皇叔があろうとは」
と、帝のおよろこびは一通りでない。御涙さえ流して、邂逅の情を繰返された。
改めて、叔甥の名乗りをなし、帝は慇懃礼をとって、玄徳を便殿へ請じられた。そして曹操もまじえて酒宴を賜わった。
帝はいつになく杯を重ねられ、龍顔は華やかに染められた。こういう御気色はめずらしいことと侍側の人々も思った。――知らず、玄徳を見て、帝のお胸に、どんな灯が点ったであろうか。