후리가나로 읽는 일본 고전
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さんごくし
三国志(三)
吉川 英治
吉川 英治의 三国志(三)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 312,452자 · 628화면
三
帰れッ」と、罵った。
和睦不調と見て、厳与が、黙然と帰りかける後ろへ、とびかかった孫策は、一刀にその首を刎ね落して、血ぶるいした。
三
孫策は、剣を拭って、片隅にふるえている厳与の従者たちに向い、
「――拾って行け」と、床の上にころがっている厳与の首を指さしながら、重ねて云った。
「当方の返辞は、その首だ。立ち帰って、厳白虎に、ありのまま、告げるがいい」
従者は、主人の首を抱えて、逃げ帰った。
厳白虎は弟が首になって帰ったのを見ると、復讐を思うよりはかえって孫策のすさまじい挑戦ぶりにふるえあがって、
「単独で戦うのは危険だ」と、考えた。
ひとまず会稽(浙江省・紹興)へ退いて、浙江省の諸雄をたのみ、策を立て直そうと、ひどく弱気になって、烏城を捨て、夜中にわかに逃げだしてしまった。
寄手の太史慈や黄蓋などはそれを追いまくって、存分な勝ちを収めた。
きのうまでの、「東呉の徳王」も、見る影もなくなってしまった。到るところで追手の軍に打ちのめされ、途中、民家をおびやかしてからくも糧食にありついたり、山野にかくれたりしてようやく会稽へたどり着いた。
その時、会稽の太守は、王朗という者だった。