후리가나로 읽는 일본 고전
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さんごくし
三国志(三)
吉川 英治
吉川 英治의 三国志(三)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 312,452자 · 628화면
偽帝の末路
一
一
かねて董承に一味して、義盟に名をつらねていた西涼の太守馬騰も、玄徳が都を脱出してしまったので、
「前途はなお遼遠――」
と見たか、本国に胡族の襲来があればと触れて、にわかに、西涼へさして帰った。
時しも建安四年六月。
玄徳はすでに、徐州に下着していた。
徐州の城には、さきに曹操が一時的にとどめておいた仮の太守車冑が守っていた。
車冑は、出迎えて、
「見れば、相府直属の大軍をひきい給うて、何事のため、にわかなご下向でござるか」
と、いぶかりながらも、その夜は、城中に盛宴をひらき、軍旅のつかれを慰めたいといった。
宴へ臨む前に、玄徳は車冑と、べつの一閣に会って、
「丞相がそれがしに五万の兵を授けられたのは、かねて伝国の玉璽を私し、皇帝の位を僭していた袁術が、兄の袁紹と合体して、伝国の玉璽を河北へ持ちゆかんとしているのを、半途にて討たんがためである。――ついては、急速に、またひそかに、袁術の近況と、淮南の情勢とを、御身も力をあわせて探索してもらいたい」と、協力をもとめた。
「承知致しました。――して丞相より軍勢に付けおかれた二人の大将とは、誰と誰とでござるか」