후리가나로 읽는 일본 고전
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げんだいやくろんご
現代訳論語
下村 湖人
下村 湖人의 現代訳論語(げんだいやくろんご)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 127,327자 · 256화면
孔子は西紀前五五二年に生れ、同四七九年七十四才で歿したが、この時代は、中国の歴史で普通いうところの春秋時代の末期、すなわち、夏・殷・周とうけついで来た三代の王朝の最後の王朝たる周室が、全くその権威を失って、十二の諸侯が覇権を争い、しかもその諸侯も内部的に決して安全ではなく、内乱が頻発して、徐々に政治の実権が下にうつり、ほとんど無政府的な混乱状態を呈しつつあった時代である。
周王朝の政治組織は諸侯をその下に従えていたという意味で、もとより封建制度であった。しかし有力な諸侯の大部分は周室の同族で、共同の宗廟を持ち、祭祀を共にする宗族関係で周室に結ばれており、しかもこの関係は、氏族を異にする侯国以下との間にも、社稷(土地の神・穀物の神)を祭ることによって延長されていたのである。だから、周代の国家は、封建国家というよりも、むしろ祭政一致の宗族国家という方が適当であった。そして、それに基づいて、天子・諸侯・卿・大夫・士・庶民というように、厳格に身分が定まっており、祭祀・礼法のごときもその身分に応じてそれぞれの規定があり、それをみだすことは、やがて国家の秩序や道義をみだす最大の悪徳とされていたのである。