후리가나로 읽는 일본 고전
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げんだいやくろんご
現代訳論語
下村 湖人
下村 湖人의 現代訳論語(げんだいやくろんご)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 127,327자 · 256화면
また彼が治者被治者の関係について語るのを読む場合、その中のある言葉については、おそらく今日の何人も重大な疑問を抱かずにはいられないであろう。そして、そうした点から、「論語」が今の日本人の意識の中で影がうすくなって行くことも、一応うなずけないことではない。
では、「論語」は、周代の封建的宗族国家の経典以上の何ものでもないかというと、決してそうではない。かりに「論語」から周代の色をおびていると思われる一切の表現を消し去って見るがいい。また、今日から見て少しでも時代錯誤だと思われる表現があったら、それをも遠慮なく消し去って見るがいい。そのあとに何も残らないかというと、むしろわれわれは残るものの多きにおどろくであろう。しかもそれらはすべて古今を貫き東西を貫く普遍の真理であり、そしてそれらの真理が、時代錯誤だと思われ、周代の考え方だと思われる表現の底にも、厳として存在していることに気づくであろう。
「論語」を通じて見た孔子は、決して単なる周代の忠実な封建人ではなかった。またむろん事大的曲学阿世の徒でもなかった。仁に立脚して知を研き、詩と楽とを愛して調和に生き、敬慎事に当り、勇断事を処し、剛毅正を守る底の万世の師が、たまたま周代の衣を着、周代の粟を食み、周代の事を憂え、周代の事に当ったが故に、周代の色を帯びたまでのこと