일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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げんだいやくろんご

現代訳論語

下村 湖人

下村 湖人의 現代訳論語(げんだいやくろんご)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 127,327자 · 256화면

아오조라 문고

という言葉を用いて道徳的に低劣な人間を指していたとすれば、なるほどこの一章は女性に対する大なる侮辱であり、孔子の極度に封建的な女性観を物語るものであつて、いささかも辯護の余地がない。況んや論語の全篇を通じて、孔子が女性を正面から問題にしたのはこの一章以外にはなく、これだけがその女性観を物語る材料であるにおいておやである。しかしもし諸学者の解説の通りだとすれば、少くとも女性の問題としては、この一章をさほど重大視する必要もあるまい。もしこの一章に問題があるとすれば、むしろ孔子の婢僕(男女にかかわらず)に対する封建思想にあるのではあるまいか。しかし、だからといつて、私は孔子の女性観が本来正しいものであつたとは決して信じない。元来孔子は父権時代、一夫多妻時代に生活して、その社会組識に何の疑いも抱いていなかつたし、女性の向上の重要性というようなことについて真剣に考えて見たこともなかつたのである。もし孔子が女性について何か考えていたとすれば、それは、女性は常に悪の根元であり、士君子にとつて最も警戒すべき対象である、というぐらいなことに過ぎなかつたであろう。従つて孔子の女性観が今日批難の的になるのはやむを得ない。