후리가나로 읽는 일본 고전
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さんごくし
三国志(三)
吉川 英治
吉川 英治의 三国志(三)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 312,452자 · 628화면
「あら!」
と、顔を紅らめながら母たちの住んでいる北苑の深房へ馳けこんでしまった。
「はははは。まだまことに無邪気な姫君でいらっしゃいますな」
呂布のそばには、家臣の萌が顔をならべてたたずんでいた。
「む、む。……あのようにまだ子どもだからな、可憐しいよ」
呂布は腕をくんだ。――なにか娘のことについて、沈吟しているようだった。
室には※(「赤+おおざと」、第3水準1-92-70)萌と彼と、ただ二人きりで、最前から何か密談していたところである。
その※(「赤+おおざと」、第3水準1-92-70)萌は、玄徳から曹操へ宛てた例の返簡が、呂布の手に入って、こんどの戦端となった、その日に、
(急ぎ淮南へ参って、袁術に会い、先頃の縁談は、まったく曹操にさまたげられて、一旦はお約束にそむいたものの、依然、貴家との婚姻はねがっているところである。――と申して、至急取りまとめて来い)との秘命をうけて、早馬で淮南へ向い、つい今しがた、袁術からの返辞を持って、これへ帰ってきたものであった。
急に、婚約の儀を蒸し返して、袁術へ、唇歯の交わりを求める裏には、
(二家姻戚として、二国同盟して、共に、曹操を打破ろうではないか)