후리가나로 읽는 일본 고전
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さんごくし
三国志(三)
吉川 英治
吉川 英治의 三国志(三)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 312,452자 · 628화면
また、一騎。
この日、早馬が引きもきらず、貧しい宮門に着いて、鞍から飛びおりた物見の武士は、転ぶが如く次々に奥へかくれた。
「董承。いかにせばよいであろうか」
帝のお顔には、この夏から秋頃の、恐ろしい思い出がまた、深刻ににじみ出ているのが仰がれた。
李と郭の二軍が、その後、大軍を整え、捲土重来して、洛陽へ攻め上って来るとの急報が伝えられて来たのである。
「曹操へつかわした使者はまだ帰らず、朕、いずこにか身を隠さん」
と、帝は、諸臣に急を諮りながら、呪われたご運命を、眸のうちに哭いておられた。
「ぜひもありません」
董承は、頭をたれて、
「――この上は、再び、仮宮をお捨てあって、曹操が方へ、お落ちになられるが、上策かと思われますが」
すると、楊奉、韓暹の二人がいった。
「曹操をお頼りあるも、曹操の心の程はわかりません。彼にも如何なる野心があるか、知れたものではないでしょう。――それよりは、臣らがある限りの兵をひっさげて、賊を防いでみます」
「お言葉は勇ましいが、門郭城壁の構えもなく、兵も少ないのに、どうして防ぎきれようか」
「侮り給うな。われらも武人だ」
「いや、万一、敗れてからでは、間に合わぬ。