일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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さんごくし

三国志(三)

吉川 英治

吉川 英治의 三国志(三)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 312,452자 · 628화면

아오조라 문고

董承のことばに、人々も同意したので、王子服はすぐ駒をとばして、呉子蘭を迎えに行った。

呉子蘭も、この日、一員に加わった。同志は六名となった。

「真に心のかたい者が、十名も寄れば、大事は成るか」と、そこの密室は、やがて前途を祝う小宴となって、各※(二の字点、1-2-22)、義杯を酌みかわしながら、そんなことを談じ合った。

「そうだ……宮中の列座鴛行鷺序をとりよせて、一人一人、点検してみよう」

董承は思いついて、直ちに記録所へ使いを走らせてそれを取寄せた。

列座鴛行鷺序というのは殿上の席次と地下諸卿にいたるまでの名をしるした官員録である。それをひらいて順々に見て行ったが、さて、人は多いが真に信頼のできる人はなかった。すると馬騰が、

「あった! ここに唯ひとり人物がある」と、さけんだ。

彼の声は、いくら側の者がたしなめても、常に人いちばい大きいので人々はびくびくしたが、あったと聞いて、

「誰か」と、彼の手にある一帖へ顔をあつめた。

「しかも、漢室の宗族のうちにこの人があろうとは、正に、天佑ではないか。見たまえ、ご列親のうちに予州の刺史劉玄徳の名があるではないか」